涼一石(りょういっせき)と読みます。

このたび、涼一石(りょういっせき)の屋号でうつわの店をオープンすることにいたしました。

「涼一石」。

聞きなれない単語ですが、これは創作です。ためしに辞書を引いてみましたが該当なし。無理矢理こじつけるなら「穏やか湖面にポトンと石を落したときに広がる波紋の意」「清らかななかにも少しずつワクワクが広がるようなさま」「静かで変化のない状態に一石を投じること」…という感じでしょうか。

この屋号はいまは亡き父から受け継ぎました。

モノづくりが好きだった父と、仲間たちが集う作業場に掲げてあった名前です。自営業で朝早くから仕事をしていたため、昼過ぎには自由な時間がありました。畑仕事をはじめ、庭仕事や大工仕事、クルマやバイクの修理、鳥の世話など、茨城県の実家の作業場にはいつも仲間が入れ代わり立ち代わりで集まっていました。

晩年は獅子頭の製作に注力し、その工房にかけてあったのが「涼一石」の銘板。由来を詳しく聞くことはありませんでしたが、私の店にも多くのお客様が集まることを願い、「うつわや」を加えて屋号といたしました。

 

店主 栗原浩之

 

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