■崎陽高麗2025「川瀬隆一郎」展
2025年10月4日(土)~10月12日(日)
*10月9日(木)はお休み
営業時間 11時~18時
作家在廊日(予定) 10月4日(土)、5日(日)
原点に戻ったような気持ち、と挨拶文にありましたが、
まさにその楽しい様子が作品に表れていると思います。
磁器系の作品も何かを変えたい思うところがあったはず。
回り道かもしれないけれど、むしろ目標に近づいたような。
走ったぶんだけ、いずれ結果につながると私も信じます。
今年もおもしろい作品が一堂にそろいます。
店主
Kawase Ryuichiro
かわせ りゅういちろう
1973年 長崎市生まれ
横浜国立大学院卒業
大学在学中に独学にて陶芸に没頭し
井戸を中心に長崎で作陶中
2018年 「うつわや涼一石」にて個展(以降毎年)
2023年 「日本橋三越」にて個展
あちこち走り回り、土やら石やらを拾ってきて、混ぜて、叩いて、捏ねて、作って、溶かして、掛けて、というスタイルに戻りつつあります。
さすがに「新発見ばかり!」というわけにもいきませんが、あらためて材料を探しをしていると意外な見落しがあったりして、やっぱりこれがけっこう楽しい。
人口減少著しい長崎なのに、掘りやすい場所に限って住宅地や工業用地になっていたり、逆にちょっと山に入ると道が荒れててクルマが入れなかったり、小道や畑が草木に埋もれて土がある場所にたどりつけなくなっていたり…。
そういうちょっと寂しい時代の空気も追い風に変えていけたらいいな、と思いながら作陶しています。
川瀬隆一郎