穴窯の美「デレック ラーセン」展

■穴窯の美「デレック ラーセン」展
2025年6月28日(土)~7月6日(日)
*7月3日(木)はお休み
営業時間 11時~18時
作家在廊日(予定) 6月28日(土)、29日(日)

 

デレックさんは日本に移り住んで約15年、
現在は京都京北にて焼き締めを中心に作陶。
穴窯による野趣と雅に富んだ作品が好評です。
土を採取して、うつわに形作り、薪で焼く、
そういったプリミティブなやきもの美しさには
やはり誰もが心惹かれるのでしょう。
異国の地で生まれ育ったデレックさんにも
同様に感じているのは何とも興味深いです。
実際に作る作品も衒いのない素直な造形。
緋色をベースに、自然釉がきれいに流れる
酒器や茶碗、さらに食器や花入といった
多彩な作品がそろう予定です。
当方では初めての個展開催になります。
ぜひ、ご覧くださいませ。
店主

デレック ラーセン
Derek Larsen
1975年 米カンザス州生まれ
1998年 カンザスに穴窯築窯
2000年 カンザス大学卒
2003年 豪サザンクロス大学院卒
2010年 滋賀県立陶芸の森にて滞在制作
2011年 愛知県柿平に穴窯
2013年 京都市右京区に穴窯築窯

 

京都や信楽などの土を試しながら、
新しい土がどのように焼けるかを探求し続けています。
私の手で築いた窯に薪をくべ、
自分で採取した山の土で作ったうつわを焼成するという行為は、
自身の純粋さを求めることにつながり、
また、他の人たちが自然の大切さに気づくことに通じると信じています。
デレック ラーセン

 

■展示風景