「梶原靖元・鯉江 明」二人展

■「梶原靖元・鯉江 明」二人展
2025年10月18日(土)~10月26日(日)
*10月23日(木)はお休み
営業時間 11時~18時
作家在廊日(予定) 10月18日(土)、19日(日)

佐賀県唐津市と愛知県常滑市で活動するお二人です。
歴史ある産地のやきものをベースにしながらも、
必ずしもその流儀にとらわれないことも共通項です。
もちろん薪窯での製作も同じうえに、窯も似た雰囲気。
細く長い穴窯、蛇窯という窯の構造も一緒でした。
ただ、実際に出来上がってくる作品はどちらも個性的。
鯉江明さんは焼き締めが主体で、強く還元がかかった
須恵器のような硬い焼きと実用的な造形が特徴です。
鯉江良二さんのご子息で、海外での製作経験も豊富。
いろいろな経験を経て、本格的な制作に集中できる
ようになった印象。まさに楽しみなのであります。
梶原靖元さんはよく産地に出向いて土を探しています。
唐津焼の追求からやきものの探求へと拡大中なのです。
こちらも毎年の作品の変りぶりが楽しみであります。
店主

かじはら やすもと
Kajihara Yasumoto
1962年 佐賀県伊万里市生まれ
1980年 有田工業高校デザイン科卒
唐津焼太閤三ノ丸窯に弟子入り
1986年 京都平安陶苑にてクラフトを習う
1989年 大丸北峰氏に師事し煎茶道具を習う
1995年 佐賀県唐津市和多田にて独立
1997年 現在地(唐津市相知町佐里)に穴窯築窯
全国のギャラリーにて個展

 

こいえ あきら
Koie Akira
1978年 愛知県常滑市生まれ
2001年 常滑市天竺無鉄砲窯築窯に参加
2004年 常滑市古窯発掘調査に参加
2014年 珠洲焼検証事業に参加
2024年 韓国初個展Roh Young Hee Gallery(ソウル)
2025年 韓国の楊口白磁博物館にて制作、展示(楊口)